エストニアのカジャ・カラス首相がロシアの「指名手配リスト」に載っている

ロシアの野党サイト「メディアゾナ」は、ロシア内務省の指名手配者のリストを公開した。リストにはエストニアのカジャ・カラス首相を含む多くの外国政治家が含まれている。

リストには多くのウクライナ軍指導者のほか、ロシア政府が犯罪容疑を掛けている欧州の政治家も含まれている。リストに載っている唯一の首相はエストニアのカジャ・カラス首相である。このようにして、ロシアは初めて、他国の現職大統領に対する司法捜査を開始した。

カラス氏が指名手配されている理由は明らかではないが、ロシアのタス通信が匿名の公式情報筋の話として伝えたところによると、カラス氏が指名手配されている理由はエストニア当局によるソ連の記念碑の解体と破壊に関連しているという。

ロシア当局は、エストニアのタイマル・ペテルコップ国務大臣、リトアニアのシモナス・カイリス文化大臣、ラトビア国会議員のサエイマも指名手配リストに加えていると述べた。

合計95.000人以上が指名手配されている。リストには主にロシア国民が含まれている。